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キャプテンアメリカの過去や性格。親友バッキーとの関係

アベンジャーズではリーダー的存在。戦闘の際には、司令塔の役目を務めるキャプテンアメリカ。
しかし、彼はソーのような神でもなければ、トニー・スタークのような普通の人間ではないのです。
なぜ、キャプテンアメリカが強化人間になったのか、過去を踏まえて紹介していきたいと思います。

キャプテンアメリカの過去

キャプテンアメリカの本名は、スティーブ・ロジャースになります。
スティーブは、小柄で力も弱い普通の人間でした。
時代は第二次世界大戦の真っ只中で、アメリカでは戦争に参加できる人を募集していました。
何度も、採用試験を受けるのですが、門前払いになります。
しかし、国ために戦いたいという気持ちは誰よりも強かったのです。
アースキン博士の目に止まり、アメリカ軍に入隊することができます。
体力がなく訓練についていくのがやっとなスティーブでしたが、訓練中に手榴弾が飛んできたときに、小さな体でみんなを守ろうとします。
アースキン博士が、スティーブを入隊させた理由は、誰よりも強い「愛国心」と自分を犠牲にして仲間を助ける「勇気」を確認したかったのです。
アースキン博士は、強化人間にする実験にスティーブを選ぶのです。

四次元キューブを使って行われた実験なのですが、善良な心を持った人は、善良な心が増大します。
しかし、少しでも邪悪な心があると、邪悪な心が増大します。
そのため、純粋な心を持ったスティーブが選ばれたのです。
スティーブは実験に参加することを承諾します。
見事、実験は成功し筋肉の鎧にまとわれたファーストアベンジャーズ、キャプテンアメリカの誕生となります。

なぜ100年近く前に誕生したヒーローが、現代のヒーローと一緒に戦うことになったのでしょう?
悪の組織ヒドラとの戦いになります。
同じ強化人間のレッド・スカルとの戦いで勝利はしますが、飛行機が不時着するしか方法がなく南極に墜落することになります。
死んだかに思われていた、キャプテンアメリカでしたが、南極での寒さで凍結し保存されたことと、強化人間になった生命力で100年近く眠りながらも、生き延びたのです。

目を覚ましたキャプテンアメリカは、現代で地球を守るためにアベンジャーズとなって復活したのです。

キャプテンアメリカの性格

キャプテンアメリカの性格ですが、過去でもわかる通り、強い「愛国心」と「勇気」を持っています。
仲間は絶対に見捨てず、できるだけ多くの人を救いたいという、まさに純粋なヒーロー。
しかし自分の意見は曲げず、頑固な一面もあります。
頑固なところが、仲間と揉める原因になり、トラブルになってしまうことも少なくありません。

元々小柄で弱小だったキャプテンアメリカは、女性からは見向きもされなかったようです。
キャプテンアメリカとなった今でも、任務以外での女性と接するときは、少し戸惑うような可愛い一面もありました。

親友バッキーとの関係

親友バッキーは、スティーブがキャプテンアメリカになる前からの親友になります。
スティーブが軍に入隊できないで悩んでいた時も、ダンスに誘ったりと勇気づけていました。
バッキーがヒドラに捕まり、人体実験をされていました。

救出はしましたが、次のヒドラとの戦いでバッキーは奈落の底に落ちてしまい死んだかに思われていました。
スティーブは、親友を助けられなかったことに酷く落ち込みました。
キャプテンアメリカの2nd作品『キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー』で暗殺者となった、バッキーと出会うことになります。
ヒドラに完全に洗脳された、バッキーは親友のスティーブということは忘れて、容赦なく襲いかかってきます。

どんなに攻撃されても、バッキーに止めを刺さなかったスティーブですが、力尽きて気を失ってしまいます。
記憶は戻らなかったバッキーですが、スティーブを助けました。
3rd作品『キャプテンアメリカ・シビルウォー』では、バッキーの洗脳の解き方がわかり、しばらく眠りにつくと言ってカプセルのようなものに保存されます。
『アベンジャーズ・インフィニティー・ウォー』では仲間として協力するようになりました。

まとめ

キャプテンアメリカは元々、小柄で弱小な青年スティーブ・ロジャースだった。
強い「愛国心」と「勇気」を持った、純粋な心の持ち主だった。
四次元キューブとアースキン博士の実験のおかげで、キャプテンアメリカになることができた。
100年間の冷凍保存の眠りから覚めて、地球の危機を救うアベンジャーズとして加入した。